【脱水症状】猫 自宅での皮下点滴について

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点滴の種類と効果

我が家の猫(以下ちょび猫)は重度の脱水で入院し静脈点滴をして、ある程度

回復した後、家で毎日皮下点滴しています 病院での静脈点滴は薬や一定の栄養

を入れる事が出来るようです 自宅での点滴は薬や栄養の投与は出来ません

水分補給がメインです 人間がよく使う重力落下式と写真の様な注射器を

使う2種類があり、ちょび猫は注射器を使ってます。

皮下点滴セット

病院価格 4つで1000円

使用後は全て病院へ返却です

皮下点滴のやり方

写真の注射器(シリンジ)にピンクの針を装着し、バッグの補液をレンジで

人肌に温め針を刺し獣医師に指示された量をシリンジに移します

次に緑の針をシリンジに装着して準備完了 ここまでは簡単です。

躊躇するのはペットの体に針を刺す時だと思います 元気な猫や嫌がる猫は

最初は保定して針を刺す必要があるので慣れるまで大変かもしれません

ちょび猫は老猫でおとなしいのですが、それでも慣れるまで1~2か月かかりました

今ではほぼノーミスで1回50ml点滴するのに5分かかりません

失敗しても血が噴き出す事はないし、コツさえつかめば一人で出来ます

動画などを参考に頑張ってみてください。

 

点滴の量 期間

ちょび猫は朝晩50mlずつ1日100ml毎日点滴しています

退院した直後は1日180mlでした 少しずつ減らして1日80mlに

したところで安定していた腎臓の数値が少し上がりました

同時期に膀胱炎が再発したのでそのせいかもしれませんが

今は1日100mlに戻して様子を見ています 順調に点滴の量を減らせていたので

残念ですが、まぁこれは老猫の宿命で付き合っていくしかないのでしょう。

ネットの情報ではまさに千差万別で、週1回とか1日置きとか

当たり前ですが病状によっていろいろみたいですね。

ちなみにちょび猫は点滴始めて4か月 調べてたら9年なんて方もいらっしゃいました

自宅での点滴のメリット デメリット

メリットは費用と通院の負担軽減 ペットのストレス軽減でしょうか

病院は多かれ少なかれペットにストレスがかかるし飼い主に手間がかかります

週に何度も通院するのは現実的ではありません

自宅ならば費用は安くすみます 緊急時にすぐ点滴できるのも安心です

ちょび猫の場合デメリットは特に感じませんが、一般的には心臓に負担が

かかる場合があるそうです 他にペットと飼い主の関係悪化もあるかもしれません

忙しい方や多頭飼いの方はデメリットもあるかもしれません

なので総合的な判断をおすすめします。

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